今日は昨日に引き続き、吉原先生設計による建物の
オープンハウス。家・夢工房プロデュースの案件です。
↑ こんなお宅です。
世田谷区内、主要駅まで電車でも自転車でも(!)至近の都心
ですが、すっきりと明るい住宅に仕上がりました。
光を採り込む中庭もあり、最上階のテラスは、お茶タイムも
楽しめそうなくらいの広さを確保できています。
さて、こちらの建物を設計された吉原先生は先日、ご自宅事務所
を完成されて、そちらのオープンハウスも行なわれたばかりです。
ほぼ同時期に、同じ建築家の設計により建った2軒ですが、
それでもそれぞれの住まい手の個性に合った、それぞれの建物
となっています。 (ご参考→吉原先生オープンハウスの模様)
吉原先生の自宅事務所は、木の質感が主張する建物でしたが、
今回のお宅は、白とダークブラウンを基調としたスタイリッシュな
イメージ。
そしてその印象は、色遣い・素材選びだけでなく、ディテールの
納め方にもよるものだと感じました。オープンハウスをご覧いた
だいた方には実感いただけるかと思いますが。
例えば・・・
建具枠に、板状のステンレス・・・フラットバーが使われています。
窓の下枠、膳板は下端が斜めにカットされていることで、見た目が
シャープです。上から見るとよくわかるのですが・・・
この窓は防犯性能を上げるため、窓の前面にも棚状の板を取付けました。
入巾木(普通は出てますが、壁面より凹ませてあります)・・・
床材の見切りにもフラットバーが。
ちなみに、ご自宅事務所の方はこうでした・・・
入巾木は同様ですが、
床材の見切り材は無しです。
今日の話題、ちょっとマニアックだったでしょうか?!
建築家による細やかな配慮がなされたデザイン・設計、
ほんの一部をご紹介してみました。
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