建築家とつくる家づくり　家・夢工房

さて先日から少しずつお話ししている「キリム」についての
レポートです。
　
今回お訪ねした Kilim's Firat Istanbul
（キリムズ フラト イスタンブル）

　
こちらのマネージャーである荒牧さんとは、昨年秋のJAPANTEX2009
で初めてお会いしました。

　
『「キリム」って？』という人、早速、身近にもいましたが・・・
そういう私もこれまでに間近に見る機会は、実はほとんど
ありませんでした。
というのも、「キリム」は、遊牧民（トルコ）の女性達の手による
織物で、市場に多く出回っているものではない、その希少性もある
のでしょう、気軽に買えるような（私にとって！）価格のものでは
ないのです。
　
とは言っても、” 一生もの ” として手元に置く前提と思うと、
一生／年で考えれば？
数年で買い換えるもの→古くなると価値が無くなるものと比べれば？
・・・見方が変わるかもしれません。

では、早速ご覧いただきましょう。
写真でどれほどお伝えできるか・・・という思いはありますが。
　【画像の確認】
　
　【画像の確認】
　
　【画像の確認】

＊もっとご覧になりたい方は、上記ショップへのリンクからどうぞ！
　
一般的にインテリアの敷物やタペストリーとして知られるキリム
ですが、実際には、人々の営みの中で様々な用途に使われていた
ものだったそうです。（それらはまた次回に！）

キリムの中でも、
《オールド・キリム》（50年から100年前に作られたもの）、
《セミオールド》（30年から50年前）、
《ニュー・キリム》と区分けされるそうで、
100年を超えるものは《アンティーク》
更に130年ものともなれば、博物館行きだそうです！！
　
そう・・・年月を経るほどに、価値が高いものなのです。
それは単に希少性というばかりではなくて、
時と共に変化した色味・風合い・・・
使われながら時を経ることでもたらされた柔らかな手触り・・・
なんとも云えない魅力があります。

キリムは、羊をはじめとする動物の毛を紡いで（→ウールですね）
草木染で染めたものだそうで、（荒牧さん曰く、そこには女性達の
家族への想いもこもっている！と。）
もともと自然素材だから、経年変化したときに美しいと感じる
訳ですね。

さてここで、先程の写真にズームしてみます。
　
　
いかがでしょう？見方、変わりましたでしょうか？
タグの中に「age110」と、あるのがご覧いただけますでしょうか。
JAPANTEX2009の会場で拝見させていただいたときに、
これらがなんだか年齢のようでもあり、畏敬の念というのか・・・
とにかく、その質感とともに心に引っかかっていたのでした。

時を経てなお良いと思えるもの、むしろだからこそ価値あるもの、
それは私達が携わる建築家との家づくりの仕事にも通じるというか、
そうありたいと願うことでもあります。
そんな訳でご紹介させていただきました。

（あ、ちなみに実際にはもっと、手の届く価格のものが多いです！）
　
　
次回は変わったアイテムや、キリムの楽しみ方、
本来の使われ方など、ご紹介します！お楽しみに♪
　　
　
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先日の続きです。

遊牧の生活の中で使われてきたキリムには、
こんなデザインのものも。

「塩袋」というものだそうで、現代の家に置くなら
ちょっと個性のある調度品として、でしょうか。
　
　
トルコの絨毯というのもあります。
シルクで織られているものは、見る角度により色味が
違って見えます。
　
　
　
　
キリムは色や柄、サイズも、作られた地域や使用する目的により様々です。
お祝いの席で使われていたもの、子供用のものなど、あるそうです。
　

ちなみに、↑ 食卓で使う時はこんな風にするのだそうです。

床座で生活する人々が使ってきたもの・・・という点では、
なんとなく親近感もあります。
　
ミニマルなデザインが全盛だったここ数年を経て、
最近では住宅でも、温かみのあるデザインへと
好まれる傾向が移行してきているように感じます。
　
ここで、アクセントラグやタペストリーを、上手にインテリアに
採りいれていらっしゃるお宅の事例をご紹介します。
　＜画像の確認＞
　
　
　＜画像の確認＞　　　　　　　　　＜画像の確認＞

他にも、ご覧いただける写真は無いのですが、ダイニングに
ジョージ・ナカシマの椅子などと合わせて使われている方なども
いらっしゃいました。事例では、ミックススタイルのシックな
インテリアという方が多いですが、今回お話を伺った荒牧さん
によれば、「日本の家・木の家にも合う」とのことです。
私の感覚では、木の家もそうですが、コンクリート打ち放しの家
などにも似合いそう！と思います。
　
器などでもそうですが、価値あるものとは言っても
使ってこそ・・・。
さて・・・まずは、キリムを迎えるに相応しい家を建築家と
一緒につくりませんか？！
　
　
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先日のW杯サッカーで、日本と対戦したデンマーク。
ということでここしばらく、にわかにデンマークの話題が
テレビなどで取り上げられていました。
　
それで・・・
　
デンマークといえば・・・これ！と紹介されていたのは、
”ロイヤルコペンハーゲン”、”レゴブロック”
　
ということでした。
　
え・・・。
そうか、テレビ的には（一般的には？）そうですね、確かに。
でもちょっと寂しいのは、私達、住宅の仕事にかかわる者に
とっては、デンマークといえば・・・
家具なんですけど。
　
デンマークの住宅の話を以前のブログ記事で、
書かせていただきましたが、その住宅を設計した、
むしろ家具デザイナーとして知られるアルネ・ヤコブセンをはじめ、
　
（↑代表作のひとつ、セブンチェア）→このお宅の事例ページはこちら
　

↑このお宅の事例ページはこちら

Yチェアなどで知られるハンス・J・ウェグナー、

（↑中野先生の自宅事務所　右側手前から二つ目がYチェア）
→関連記事はこちら

他にも、
ボーエ・モーエンセン、フィン・ユール、ポール・ケアホルム、
　
ヴェルナー・パントン・・・
　
（↑パントンチェア）→このお宅の事例ページはこちら
　
と、デンマークといえばデザイナーズ家具・・・なんです。
　
　
ちなみに我が家ではアリンコチェア（アルネ・ヤコブセン）を
使っています！

（↑　＊イメージ　家・夢工房パンフレットより）

　
北欧諸国では、寒さや夜が長いこと等の風土条件から、
インテリア・照明が発展した歴史がありますよね。
・・・またその話は追って！
　
　
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「建築家との家づくり」をご案内している私たちは、日々、
お客様の様々なご要望をお聞きしている訳ですが、
「珪藻土を使いたい」という声は、相変わらず多いです。
　
先日、その「珪藻土」のメーカー、サメジマコーポレーションの
吉田さんと、吉原健一先生が打ち合わせにお越しくださいました。
　
　
先日の現場レポートで走り案内をさせていただいた、
参加型体験イベント「珪藻土塗り」の実現に向けての
お打ち合せです。
　
サメジマコーポレーションの珪藻土は、テレビなどでも
紹介されていて、吉田さんご自身も
『はなまるマーケット』にご出演されたのだとか。

　
さすがに慣れたご様子で、珪藻土に関する説明をして
くださいました。
珪藻土は、800万年前の " 珪藻 ” ＝植物性プランクトンの化石
だそうで、微細な穴がたくさんあり、調湿性・脱臭性などの
機能があるそうです。
七輪も、珪藻土から作られているのはご存知でしたでしょうか。
　
↓ ＊珪藻の元の姿・・・（注）写真がちょっとグロテスクかも！
珪藻
　
こちらは、珪藻土の玉石やタイルに水をスプレーして
その浸透具合を見せてくださっているところ。

あっという間にしみ込んでいくのには、びっくりしました。
しかも、油でも吸い込んでしまうのです。その上、吸い込まれた後の
表面はサラサラなのです！！キッチンに使うのがお勧めだそうです♪
　
こちらは、珪藻土の原石。

初めて見ました！！吉原先生も写真を撮っていらっしゃいました。
　
　
さてさて、ということで、この「珪藻土塗り」体験イベントを
企画中です。場所はこちら ↓ 吉原先生の現場です。
　
　
これから詳細を検討していきますので、どうぞ今後も家・夢工房の
ブログとニュースにご注目くださいね！！
　

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「サロネーゼ」・・・憧れのライフスタイルですが、
今日は、建築家とのリノベーションでお教室を始められた
お客様の事例を少しだけ、ご紹介します。
　
設計されたのは、数々の雑誌でもお馴染みの人気建築家、

安藤毅先生。
↓
これは今日、別件の工事契約にお越しくださっていたときの
写真です♪

　
私自身は全く携わっていなかった案件なので、今回は
突然ですが、竣工お引き渡ししたところをご紹介です。
　
お引き渡し＆お引越しのときにスタッフが撮影したもので、
まだ、片付いた状態ではないのですが、それでも十分、素敵です！
　

どこかヨーロッパの住宅のような佇まいです。
　

ダイニング越しに見える、モザイクタイルのあしらわれた
キッチンも素敵です。
　
　
　

＊安藤先生がお持ちになった、ポートフォリオ用の写真はこんな感じです＊


素敵ですね！
こちらの建主様は、グラスリッツェンの先生をなさっている方です。
12月には銀座で個展もなさるそうです。
ご興味のある方は、家・夢工房にも案内状がありますので、
お問い合わせください！！
　
　
それにしても安藤先生、デザインの守備範囲が広いです☆
今後ともよろしくお願いいたします。
ご自宅でサロン・・・サロネーゼデビューなさりたい方、
どうぞ、家・夢工房まで、お問い合わせください♪

　
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最近、情報源として活用させていただいている自由が丘経済新聞に、
こんな記事を見つけて行ってまいりました。
　
北欧・東欧のビンテージ雑貨店
「Fukuya -20th Century Modern Design- 」がオープン・・・
　

世田谷区深沢2丁目、家・夢工房からもほど近いバス通り沿い、
印象的な色味のブルーの外観ですので、すぐに分かりました。
フラッグに書かれているのはフィンランド語でしょうか。
　
　
可愛いロゴに誘われて中へ。

　
　
店内のカラフルな棚にはずらりと、北欧・東欧の食器を
中心に、雑貨やファブリックも並んでいました。

　

人気のARABIAのものから、なかなか他では見られないような
ものまで、取り揃えられています。
　
　
商品はさることながら、お店のつくりやインテリアも素敵。
ガラスの食器は窓辺の白い棚に並べられ、光を受けながら
その魅力を存分に伝えていました。
　
　

オーナーの三田陽子さんも素敵な方です！！
「直接、説明を聞きたい・・・との声に応えてのリアルショップ
オープン」というのも頷けます。
商品についての質問にも、丁寧に対応くださいました。
　
ちなみにショップカードも可愛いです。

少しいただいてきて、家・夢工房店内にも置いていますので、
ご興味のある方は、お尋ねくださいね。

こちらFukuyaさんが、リアルショップをオープンされているのは
毎月第3土曜・日曜、営業時間は12時 - 17時とのことです。
月一の限定という訳です。（普段はネットショップの方へ）
今月は、12月は18日・19日・・・ということで、また明日も
オープンされますよ！
ご興味のある方は、この機会をお見逃しなく☆

ちょっと、お得なコーナーもありましたよ（笑）

　
　
そして･･･こんな素敵な食器・雑貨の似合う家に住みたい！
という方、家づくり、インテリアにご興味のある方は、
家・夢工房の方にも、お立ち寄りくださいね！

　
今日の、家・夢工房のご近所紹介、いかがでしたでしょうか。
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中途半端なお天気が続く今日この頃ですが、
蒸し暑さだけは容赦なく、続いていますね。

　

　

こんなときにハンモック・・・ちょっと憧れます。
外からの風を感じながら読書など☆
　
　
もう随分前のことですが、旅行でベトナムを訪れたとき
たくさんのハンモックがお土産物屋さんに並んでいたのですが・・・
電気屋さんには扇風機がたくさん・・・

節電対策の中、扇風機と過ごす夏にはハンモック！？
私の中では、なんとなく関連付けされています（笑）
　
　
さて先程の写真のお宅ですが、実は7/21発売の雑誌「MyHOME+」に
掲載されています。

　
ちょっとアジア風？中東風？…素敵なインテリアのこちらのお宅は
建築家・中野 健 先生の設計です。
建主さんの新居への想いをひとつひとつ、カタチにしていったので
いろんな要素がギュッと詰まっています。
ぜひ、ご覧になってみてください。
　
　
そして、その中野先生による家づくり相談会を明日、
7/30（土）13-17時に開催いたします！！

こんな素敵なお宅の、家づくりの秘訣・・・
そしてデザインばかりでなく、こんなときだから気になる
建物の性能のこと・・・土地の地盤のこと、エネルギーのこと・・・
家づくりからリフォームまで、あらゆるご相談が可能です☆
この機会にぜひ、ご来店ください！！
　
＊ ↓ 詳細・お申し込みはこちら
「MyHOME+」最新号掲載☆　中野健先生　相談会！7/30（土）13-17時
（リンク先から、先程のお宅の取材レポートにもリンクしています♪）
　

ところで、そんな中野先生からのお勧めがこちら。（Twitterより）
-こんなのどうでしょう。音色で涼しくなる… -
噴水/音のエコ

なかなか良いかもしれません！
　
　
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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次回は・・・ ↓ 避暑気分のお裾分け！？お楽しみに☆

　
　
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