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2009年02月 アーカイブ

2009年02月08日

結婚も車も家も・・・

縁と相性とタイミング!・・・やはりこれに尽きるのかなと。
先日、これから工事に入る段階の建主さんと建築家との雑談の中で
そんなことをふと思いました。
 
その日は、工事に入る前のお清めと地縄確認、近隣へのご挨拶のため
現場に行きました。すでに現場監督さんが張ってくれていた地縄
(建物の建つ位置に張られた縄=建物の配置)を皆で確認。
 
P1030175s.jpg
<現場にて>
 
その後、お清めと近隣あいさつも工務店さん主導で無事に終え、
現場を後にしました。
 
それから引き続き、建築家と私は現場近くにある建主さん宅に
お邪魔させていただいてお打ち合せ。
P1030192.jpg
<建主さんのお宅にて>
 
美味しいお菓子とコーヒーをごちそうになりました。
寒い日だったので、嬉しいお気遣いでした。
 
さて、コーヒーをいただきながらお話ししていたところ、
ご主人と建築家が、車の話題で意気投合!
「クーラー無いけど、すぐ故障するけど、でもいいんだよね・・・」
などと、
車についての好み(少々マニアックでは?笑)、今後乗りたい車、
お互いの車歴などの話を披露しあっては納得・・・と、
どんどん私にはついて行けない話になっていきました(笑)
でも、それに絡んでご夫婦の、ご結婚に至るまでの車にまつわる
エピソードなどもお聞きできたりして、楽しいひとときでした。

今回の建築家・中谷先生いわく、車の好みと家についての要望は
方向性が近いのだとか。
何を以てその車を選ぶか・・・デザイン、機能、燃費・・・
いろいろな要素の中でも重要視することは、家づくりに
おいても通じるものがあると。
以前から仰っていたことなのだけど、なるほど、目の当たりにして
実感することとなりました。
だから、この建主さん×建築家での家づくりに至ったのかと。
思えば、最初にご来店いただいたときは別の建築家とも
面談いただいたのですが、その時は計画自体を見直すことに
なりました。たまたまですが。
(建替えでなく、土地の購入からに切り替え)

その後、土地の購入段階で再度ご来店いただいたときに、
より方向性の近い建築家・・・ということで、ご面談いただく
ところからスタートしたのが、今回の中谷先生でした。
その後は実にスムーズで、私の方が建主さんにせかされるくらい
の勢いで(?)具体的な設計へと進んだのでした(笑)
 
ちなみに話題に登った車種とは・・・

・ワーゲンゴルフ1型2型3型(1型はジウジアーロ
・フィアットパンダ(ジウジアーロ)
・アルファロメオ147、156(ジウジアーロ)
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・シトロエンGS
・シトロエンBX(ガンディーニ)
・サニー1000
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・ルノーメガーヌ
・ローバー75
01-1.JPG
 
・・・などなど。
 
あ、これらの車種にピンと来た、これから家づくりをお考えの方!
建築家は中谷先生がお勧めですよ(笑)
 
 

2009年02月15日

土地を購入する前に!

「気に入った土地があるのだけど、ここに自分たちの希望の家が
建つのかな?」
 
ここ数日、そんなお客様のご来店やお問い合わせが増えています。
家・夢工房では、土地をご購入される段階からのお客様のご相談を
受けることも多いのですが、例年、春が近づくこの時期に家づくりの
検討を始められる方も多いです。中でもこの景気で土地は
お買い得ということで、今年はこの機会に踏み切られる方がとくに
多いようです。
 
 
さて、それで・・・
いざ購入しようかと思う土地が出てきた時に、本当にこの土地で
いいのかな?と、誰しも思うことだと思います。
そんな時、プロに相談できたら心強いと思いませんか?
ここで言うプロとは、不動産の専門家ではなく、建築家のことです。
不動産屋さんは候補の土地を買ってもらおうと説明しますが、
私たちプロデューサーや建築家の立場からは、時には
「買ってはいけない」という説明をさせていただくこともあります。
土地を買っておしまいではなく、そこに住むための家を建てる土地
なのですから、もし思うような家が建たないとしたら、それは
「買ってはいけない」土地です。
土地の持つ条件によって(擁壁の築造、地盤改良など)
著しく本体以外の費用がかかるケースや、
法規に当てはめたら思うほどの面積が建たないケースなど、
様々です。
 
また、そもそも総費用をどのように考えたら良いか、
要望を満たすにはどんな形状・面積の土地を購入すれば良いか、
など、これから土地を探すにあたってのご相談もしばしばあります。
 
例えば最近のご相談では・・・
 
#1 車2台分の駐車場がとれる土地を探すには?
 ↓
・ご使用の車種からして、どの程度のスペースを確保する
 必要があるか?
・2台はいずれも所有で車庫証明をとる必要があるのか?
 それとも1台はゲスト用か?
・駐車場に屋根は必要か?
・2台の配置をどうするか?縦に2台でも良いか?
 1台は縦列でも良いか?
 ↓
などの条件をお伺いして、車2台を含めた、生活に必要なボリューム
を確保するための土地の面積、理想的な道路付けの方位、
縦列駐車の場合に必要な間口寸法、他に注意すべきことなど・・・

ご来店いただいた際、ちょうど居合わせた建築家にご説明
いただきました。サラサラとスケッチをしながらのご説明に
ご納得いただけたご様子でした。
また、土地選びの上で一般的にご注意いただくと良いことも
プロデューサーよりご説明させていただきました。
 
 
#2 候補地に希望しているボリュームの家が建つか?
 ↓
・土地の測量図
・総予算
・土地の所在地(これにより用途地域、斜線制限等を判断)
・ご要望の間取り
 ↓
以上をお伺いした結果、こちらは、難しいのではとの
お話しをさせていただきました。
よくあるご要望として、地下も含めて建てれば要望の面積が
とれるというのがあるのですが、地下は地上階の建設費用
よりも割高なのです。もしかすると、地下の容積緩和などの
良い条件ばかりをお聞きになっていらしたのかもしれません。
ご予算に合わないのでは、建物が建たないか、よほど限定した
家づくりになってしまうことでしょう。
 
 
このようなことは、ぜひ、実際に建てる場合のことを熟知した
建築家に確認してみていただきたいと思うのです。
そのため、家・夢工房では、土地をご購入の段階の方にも、
平行して建築家選びもなさることをお勧めしています。
普段の流れの中でも、数名の建築家にご面談いただいてみて
いろんな意味で、ご自分たちに合う建築家を選んでいただく
ということを実施しています。
もし、具体的な候補地がなくても、家づくりのイメージを
共有できる建築家に早い段階で出会っていただけたら、
アドバイスをさせていただきながら一緒に土地選びも可能です。
そうして家づくりを実現された方も、これまでに多く
いらっしゃいます。 
 ↓
*車の置き方とそのための工法、ボリュームを確保するための
土地の条件などをアドバイスさせていただいた例。

 
*道路より高い敷地に絞って探されていたので
その際に注意いただくことや費用面のご案内をしていた例。

 
*特殊な形状の土地を活かせるかとのご相談をいただいた例。
 
*早々と建築家をお決めになられて、数カ所の土地を一緒に
検討した例。

 
 
この時期に、土地のご購入を検討されている皆様、
ぜひ、家・夢工房にお声掛けください。
ご相談は無料です!

2009年02月20日

SUMIKA Project見学会にいってきました!

先日2/17に日頃からお世話になっている東京ガスさんにご招待いただき、
宇都宮にて展開されたSUMIKA Projectの見学会に行ってまいりました。

宇都宮って結構遠いのだろうなあなんて思っていたところ、新幹線をご用意くださり、
東京駅から乗ってしまえば50分。ちょっとうとうとするにはちょうどよい時間でした。

宇都宮駅から10分ほどバスで移動し、閑静な住宅街の一角になにやら黒い建物が。。。

藤森照信氏の「コールハウス」です。
fujimorisoto.jpg
この住宅は、名前の通り焼き杉で外壁がつくられており、日ごろ黒の外壁というとガルバリウムばかり見慣れている眼には新鮮にうつりました(なかなか都心では法規の関係上木製の外壁は使えないのが現状ですが・・・)

一歩中に足を踏み入れてみると、なんとも居心地のいいリビング。藤森氏によると、
九間(ここのま)というサイズで、昔から人が集うのにちょうど良い大きさとされているサイズなのだそう。さすが、建築史家の藤森氏ならではの設計です。
また、なによりも床暖と暖炉のダブルの暖かさにお天気が良かったせいで日差しもくわわり、ぽかぽかといい気持ち。ずっと座っていたいような気分でした。
fujimoridanro.jpg  hashira.jpg

2009年02月23日

SUMIKAレポートその2

前回の続きレポートです。
コールハウスの2階には、寝室と茶の間がありました。
茶の間は寝室からと、外から梯子を伝っての2経路がありまして・・・↓

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このような図になっております。お客様がそのまま茶室に上がれるようにとの梯子のようです。
茶室だからか、外部を下からのぞくと金箔?がはってありました。

梯子と言えば、この住宅には階段がありません。1階と2階の行き来も梯子でした
(梯子なんて久しぶりに上りました)
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ただ、梯子ではないですが、昔の住宅って階段もせまくて結構不便だったなあ・・・そんな不便さも
慣れてしまえばなんてことはなかったような。
今はバリアフリーやユニバーサルデザインが盛んに叫ばれ、当たり前のようになっていますが、
昔の日本人って狭い中でうまくうまく暮らしていたんだなあ
などと感慨にふけっておりました。
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