唐突ですが、写真の話。
先日、中谷先生と写真展の話をしていて話題にのぼった
アンリ・カルティエ=ブレッソン ・・・写真家の名前です。
写真集「決定的瞬間」で有名。
今、展覧会が東京都写真美術館で開催されています。
（2/7までなのでご興味ある方はお早めに！！←先日、間違って案内してました）
↑ こちらの解説によれば、
「幾何学的に対象を配置し、整然と美しいフレーミングにこだわる」
アンリ・カルティエ=ブレッソン
・・・と、
「人と人との関係を重視し、日常の瞬間としての表情やしぐさを豊かに」
とらえる木村伊兵衛・・・
とのこと。
でも、DVDで観たアンリ・カルティエ=ブレッソンの印象は少し違いました。
その両方を持ち合わせている人だな、と。
写真集「ポートレイト 内なる静寂」では、
人と人との関係・・・撮影者である彼と被写体となる人物との
緊密な時間、微妙な関係性から、作品が生まれています。
撮影する相手により・・・
訪問してドアを開けた瞬間、こちらを向いたところを撮った作品とか、
「撮影は終わりました」と言って、表情が緩んだ瞬間に撮った作品とか。
「撮りたい」瞬間が訪れるのだそうです。
そうして撮られた作品がまた、実に説得力があります。
写真は、ただそこにあるものを撮れば良いのではなく、
撮るべき瞬間がある・・・
実は音楽や映像のように、時間の芸術でもあるのだ・・・
と、思ったのでした。
余談だけれど、上記テーマで対比するなら、この二人・・・？！
植田正治：土門拳では展覧会にならないだろうなぁ。
さて・・・
いつものこじつけ！ですが。
「建築家との家づくり」を提供する中でも、決定的瞬間は
節目毎に訪れます。
そんな瞬間を、ライブレポートでもお届けしている訳ですが、
そんな、幸せな瞬間〜楽しい家づくりの時間〜も、
ぜひぜひ、共有していきたいと思っています。
そして、これまたいつものお願いですが・・・
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