今日は、ある建築家のお話を聞く機会に
恵まれたので、新宿まで行ってまいりました。
普段いろんな建築家たちとかかわる仕事をしている
わりに、改まって講演という形でお話を聞く機会が
なかなか持てないでいるので、貴重な体験でした。
今回お話を聞いてきたのは、夫婦で設計事務所を開き、
青と赤のイメージカラーでお馴染みの、アノ建築家、
そう、手塚貴晴氏・由比氏です。
内容は、作品紹介がメインで、その中でどんな思いで設計を
しているのかを語っていただくというものでした。
やはり有名人だけあって話しなれていらっしゃるのか、
すらすらとスライドを見せながら解説をしていかれます。
聞いていて特に印象的だったのは、
「とらわれない考え方」とでも言うのでしょうか、
たとえば屋根で食事をしたいというクライアントのために
屋根にキッチンをつくる、そのために
屋根をメインに設計する・・・
といったエピソード一つとっても、私からすれば「本当に
実現しちゃうんだ・・・」という驚きがあるのですが、
彼らにとってはごく普通のことなのです。
「屋根で食事をしたいなんて、面白いじゃない!」という
楽しさから設計が始まっている気がします。
他の事例のお話を聞いていても、既成概念にとらわれない発想が
独特の作風を生み出しているのだなあと実感いたしました。
たとえば、ふじようちえん。
「生えている木を生かしたいから、建物を貫かせてつくりました」
そして子どもたちは屋根の上から木登りしています。
「下から上るより登りやすいんですよー」なんて言う言葉が・・・
子供たちの生き生きした表情がとても印象的でした。
建築家ができるのは、要望に合わせた設計だけではありません。
新たなライフスタイルの提案、手塚氏の言葉を借りると
『日常をデザインする』ことなのです。
決して押しつけではなく、もうすこしファジーな感じで
こんなのもいかが?くらいなことが家づくりの中やまた
お引っ越し後に、実感いただけるようなことができれば
素敵だなあ・・なんて感じたのでした。
長々と書いてしまいましたが、私たち家・夢工房と
一緒にお仕事している建築家も、みなさん個性あふれる
建築家ばかりです。建築家とはどんな人?なんて
ご興味をお持ちの方、ぜひ一度ご連絡ください。
お気軽に面談もしていただけますよ!!
新宿パークハイアットから見上げた空↓
いいお天気でしたね♪
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