すっかり秋らしくなり、涼しくなってきたのはうれしいのですが、
通勤時少々ユウウツなのが・・・ニオイ。
うん?と思われた方、街路樹でおなじみのあの木です。
事務所の前の駒沢通りには延々とならんでいるのです。
これも四季のある日本ならでは、季節を感じられるということで良しとしましょうか。
さてさて、前回は基本プランが出てくるところまで前回お話しいたしました。
お客様は当然、ドキドキ、ワクワク。建築家もどんな反応が見られるか
ドキドキ、ワクワク。そして私たちプロデューサーも、お客様と一緒にプランを見ることにしています。
不思議な緊張感の中、プレゼンテーションがはじまります。
おー、さすが建築家!と言っていただけるのか、そうでないのか。
様々ありますが、分かっていただきたいのは、奇抜なプランだけが建築家と建てる家ではないということです。
もちろん、建築家のアイデアで空間を有効に利用していたり、開口部の取りかたなど工夫が凝らされるのは当然ですが
(それでなくっちゃ!というかんじですね)
なによりも建主の方にとって暮らしやすい空間をつくることができることが
建築家との家づくりで一番重要なポイントなのです。
話が脱線してしまいましたが、一回目のプレゼンで模型が出てくることも多いです。
それこそ空間づくりのプロですから、図面だけではなかなか読みとれない部分を模型を見ることによって感じとることができます。
模型を光にすかしてみたり、のぞきこんでみたり。お客様もなかなか楽しそうです。
建築家自身も模型をつくりながら検討しているので、建築家の中でボツになった模型がでてきたり・・・。
ここで出てくるプランがそのまま生きていくかどうかはさまざまです。
全く違うプランを見てみたいといわれてお出しする場合もありますし、
そのプランで決めなければならないわけではありません。
これから長いおつきあいをしていく建築家。いい家づくりがしていけそうかな?
ということをじっくり考えてみてください。